歴史と自然、世界遺産に囲まれた贅沢な日々
時を超え、いまに伝わる歴史の宝庫。

京都の市内の中でも宇多野御屋敷町を含む洛西エリアには、
世界遺産に登録された文化財をはじめ、貴重な名所旧跡が点在しています。
のんびりと歩いて巡るもよし、電車やバスで足を伸ばせば、さらに多くの文化財との出逢いが待っています。

京都市内観光名所概略図

名所旧跡 すぐそばに、ほんの少し足を伸ばすだけで、千二百年の歴史の面影が随所に。

天龍寺(特別名勝:庭園)

京都五山の第一位である臨済宗天龍寺派の大本山。世界遺産に登録されています。夢窓疎石作の嵐山や亀山を借景とする池泉回遊式庭園や、法堂の天井に加山又造画伯が描いた「雲龍図」などを見ることができます。

妙心寺(国宝:梵鐘)

妙心寺臨済宗妙心寺派の大本山。三門、仏殿、法堂などの中心伽藍が一直線に並び、周囲に配された46の塔頭とともに一大寺院群を形成しています。大灯国師墨跡、最古の銘がある梵鐘など多くの文化財を所蔵しています。

北野天満宮(国宝:本殿、石の間他)

天暦元年(947)に創建された、平安時代の学者・政治家「菅原道真公」を祀る全国の天神社・天満宮の総本社。学問の神様としての信仰が篤く、多くの受験生が合格祈願に訪れます。菅公が愛した梅と紅葉の名所でもあります。

嵯峨野 竹林の道

嵐山の北東、嵯峨野にある竹林が道の両側に続く風情のある散歩道。ひんやりとした空気と、隙間から差し込む柔らかな日差し。清涼感に満たされた空間をゆっくり歩けば、時を忘れて自然と一体になる感覚が味わえます。

嵐山・渡月橋

渡月橋の名は、亀山天皇が嵐峡の空を渡る月を眺め、あたかも橋が天上の月を渡しているようだと名付けられました。渡月橋周辺の嵐山地域は京都を代表する景勝地で、特に桜と紅葉の時期は多くの観光客が訪れます。

広隆寺(国宝:木造弥勒菩薩半跏思惟像)

603年に秦河勝が建立した京都最古の寺院。所蔵の弥勒菩薩半跏思惟像はその気品と美しさで名高く、国宝第一号の仏像としても知られます。赤堂と呼ばれる講堂は重要文化財で、多数の国宝・重要文化財を収蔵しています。

鈴虫寺(華厳寺)

四季を通じて鈴虫の音色を聞けることから「鈴虫寺」と呼ばれる「妙徳山 華厳寺」。歳月を重ねた石や苔、竹林などが調和した境内では厳かな静寂と歴史ロマンを感じられます。また、僧侶による説法も行われています。

京都御所

京都御苑の中にある築地塀に囲まれた厳かな領域。東西南北に6門を構え、その内側には歴代天皇が即位した紫宸殿、北側に皇后宮常御殿などがあります。春と秋の年二回、一般公開が行われています。

二条城(国宝:二の丸御殿)

徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の舞台となった城。武家風書院造の二の丸御殿(国宝)や小堀遠州作の二の丸庭園(特別名勝)が現存し、世界遺産に登録されています。

宇多野周辺 奥ゆかしき京の風情。ゆっくりと時間のながれる界隈。

周辺マップ

皇室ゆかりの門跡寺院。世界遺産・国宝「仁和寺」。

宇多野御屋敷町がその門前に連なる世界遺産・国宝「仁和寺」は、平安時代中期、宇多天皇によって創建され、皇族が代々の門跡をつとめていた門跡寺院として、京都の寺社の中でも別格の存在とされてきました。この仁和寺から金閣寺にいたる約2.5kmの道は、宇多天皇が真夏の衣笠山に雪に見立てた白い絹をかけさせたという故事にちなんで「きぬかけの道」と命名され、仁和寺、龍安寺、金閣寺、衣笠山などの寺院・名勝を楽しめるルートとなっています。

「御室」とは、仁和寺を尊んだ雅称。そして、その一帯を呼びならわす地名。

宇多野御屋敷町を含む一帯は、古より「御室」という名で呼ばれていました。「御室」とは仁和寺を尊んだ雅称であり、宇多天皇をはじめとして皇室との所縁の深いこの地を、格別の敬意を込めて呼んだものと言われています。

世界遺産 仁和寺
現地周辺世界遺産 仁和寺の御室桜嵐電 桜のトンネル
皇族・貴族が風雅を愉しみ 邸宅地として愛した御室界隈。

宇多天皇が譲位し仏門に入る際、多くの皇族、貴族が付き従って出家しました。この貴人たちは「院家」と呼ばれ、御室に住み、風雅な暮らしを愉しみました。この頃から、御室界隈は選ばれた人々に愛される邸宅地として知られています。

往年の映画スターにも選ばれた邸宅の資質。

大正末期に敷かれた京福電鉄沿線に邸宅地が開発され、宇多野御屋敷町界隈には映画スターや映画関係者が、競うようにして豪壮な邸宅を構えました。現在の御屋敷町にも感じられる街の気品や風格も、この時代に形づくられたものといえるかもしれません。

「つれづれなるままに、日くらし…」兼好法師が「徒然草」を綴った地。

「つれづれなるままに、日くらし…」の書き出しで知られる随筆「徒然草」で、中世の文学史に大きな足跡を残した兼好法師。仁和寺のある双ヶ岡西麓に庵を構え、この地で「徒然草」を執筆したため、一の丘の東麓にある「長泉寺」には兼好の墓や歌碑が建てられています。そのためか仁和寺に関する説話も多く、兼好がいかにこの地に親しんでいたかを偲ぶことができます。

海北友雪「徒然草絵巻」

※掲載のイメージイラストは、周辺エリアをイラスト化したもので実際の位置関係を表したものではありません。
※掲載の地図は略図のため、省略されている道路等があります。

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